ミキクリニック様とのQ&A

医薬品と医薬部外品はどう違うのですか?

医薬品は臨床試験などを経て効果が科学的に証明されており、皮膚科で処方されます。確実に効くと認められているのが特徴です。
一方で、医薬部外品(化粧水や乳液など)は効果が限定的で、合わない製品を使うと悪化することもあります。

スキンケアが合わなくて悪化してしまう人は多いですか?

はい、実際にそのような理由で皮膚科を受診する方が半分近くいると思います。

ニキビはどの段階で皮膚科に行くべきですか?

黒ニキビや白ニキビの段階なら、医薬部外品で改善することもあります。
ただし、赤ニキビ以降は「病気」と考え、医薬品での治療が必要です。白ニキビでも数が多い場合は受診をおすすめします。

僕たちの4つの診断項目におかしな点はありますか?

実は「敏感肌」という言葉はあいまいで、医師によって解釈が異なります。
正確には「湿疹になりやすい肌」「炎症が起きやすい肌」と説明した方が分かりやすいでしょう。
生まれつきの要因(アトピー体質など)と、化粧品や紫外線による後天的な要因の両方があります。

洗顔は何回すればいいですか?

基本は洗顔料を使った洗顔は1日2回がおすすめです。
運動後や汗が気になるときは、水洗いや濡れタオルでやさしく拭くと良いでしょう。洗いすぎは刺激になりますが、洗わなさすぎても湿疹やニキビの原因になります。

男子高校生は特別に気をつけることはありますか?

男子高校生の皮脂量は比較的多い傾向にありますが、個人差が大きいので、必ず肌の状態を確認することが大切です。一般的には、さっぱり系の洗顔や日焼け止めの使用を取り入れると良いでしょう。

日焼けは肌にどんな影響がありますか?

短期的には赤みや湿疹の原因になります。長期的には皮膚の老化やシミの原因になります。
日焼け止めは必ず使うべきですが、合わない成分があると逆にかぶれることもあるため、自分に合ったものを選ぶことが大切です。

パッチテストは必要ですか?

本来パッチテストはアレルギーの有無を調べるための検査であり、化粧品の相性確認には向いていません。貼りっぱなしで逆にかぶれることもあります。
実際には、新しい化粧品は少量ずつ試すのが現実的で安全です。

化粧品の中でリスクが大きいのは?

• 乳液:最近のものでそこまで肌荒れを起こすことは珍しい
• 日焼け止め:成分によってはかぶれのリスクが高い。
• 化粧水:大きなかぶれは少ない。
• 洗顔料:洗い流すため、比較的リスクは低い。